斜め上を見て話す

節操の無いしがない茶推しが書きなぐってぶん投げるだけのブログ。う~ん可愛い!(サマビ並みの感想)

野崎蘭千代はなぜこれほど魅力的なのか?

こんばんは、ゆうです。
今回はタイトル通り、蘭千代サマビの魅力とは?そして何故蘭千代様はこれほどまでに人を惹き付けるのか?という議題について書いていきたいと思います。
(蘭千代様ガチ狂いおばさんの自己満足なオタク語りなので、苦手な方はバックをお願いします)



まず少しばかり前説を。
今筆者はインフルエンザ(だと思ってましたが病院で診断受けたら肺炎)で病床に伏しておりまして、昨晩なぞ首から上は熱くてたまらないのに手先は冷えいくら着込んでも寒いといった典型的な高熱に悩まされておりました。
何をしたら楽になるのか分からない、そんな中でふと頭に蘭千代様のことが浮かびました。蘭千代様本人の御言葉によりますと、目があった者は高熱を出して死ぬそうです。このまま死んだら蘭千代様に殺してもらったことになるのでは。そう思って歓喜に胸を震わせたところで寝落ちし気がついたら朝になっておりました。(実際に起きたのは16時です)


『これは、女一揆でその御姿を目に焼き付けさせてから殺してやるというお告げなのでは…?』


そう信じた筆者、元より病床で暇な身であります、すぐさまこれの作成に手をつけました。




…そんなこんなの勢いで作成されています。高熱で頭がおかしくなったわけじゃないので安心して読んでください。


それでは本題へ。いくつかに分けてその魅力を語っていきたいと思います!先に謝りますがかなりの文量に仕上がっておりますので是非お時間あるタイミングでどうぞ!


①設定

まず何よりこれでしょう。こちらの野崎さんのブログ記事、読んでない方はぜひ読んでください。

sp.ch.nicovideo.jp

読みましたか?読みましたよね?とんでもないですよね??これ本人が書いてるんですよ???
極めて尊いですね。ざっくり言うと藤兵衛、松之助、蘭千代という三兄弟のお話で、蘭千代は藤兵衛が、松之助は蘭千代が好きでしてその恋の行方を巡る愛憎劇なのですが…。

蘭千代様は一応親族という枠で扱われていますが、他の親族の方がいとこやらなんやらという設定なのに対し彼女だけ前世の人。尊いですね。

公式が最大手過ぎて私なんぞが改めて語ることは何もないですが、もしかしたら私は松之助の生まれ変わりで時代を超えて蘭千代様に遭うために生きてきたんじゃないか?と錯覚してしまいます。きっと皆さんもそう思うと思います、我こそは松之助だと。その余地をオタクに残してくれる野崎弁当さんに大感謝ですね。藤兵衛の生まれ変わりである野崎弁当さんに何か惹かれるなあと思ったら実は内に眠る松之助が蘭千代様との逢瀬を求めていた、なーんて考えたら一枚3000円のチェキ券もただみたいなものですね!ただではないんですけどね!

昼は商売人の娘であり夜は忍び。そんな表裏のある凛としたお嬢さんに惚れないわけはないんですよ。ブログは松之助視点で書かれているのであまり蘭千代様の内面には触れられていないのですが、推し量るだけでも涙が溢れます。


ここからは全て推察に過ぎないのでそこんとこよろしくしたいのですが、藤兵衛が好きだったとはいえ、蘭千代様は松之助のことも家族として好きだったはずなんですよね。家族として、という部分が松之助に受け入れられなかっただけで、きっと兄としては尊敬していたし好きだったと思うんです。そんな兄に、実はお前のこと好きなんだと言われた動揺、そして藤兵衛本人の前で藤兵衛を好いていることをばらされてしまった衝撃。こんなこと、年頃の乙女にしていい仕打ちじゃないわけですよ!泣かせやがって!!!蘭千代様の涙を形作る水分か塩分かになりたいですね。私も蘭千代様の涙を拝みたいよ!!!!!

藤兵衛のことを思ってちょっと楽しそうにする蘭千代様を想像したらもう尊いなんてもんじゃないわけです。藤兵衛兄さんのだけ少しお味噌汁の具多くしておこう、とかなんかもうそんなので良いんです。お兄さんに恋人ができてそれに傷つき夜一人で泣く蘭千代様。叶わない恋を改めて自覚して傷心する蘭千代様。忍びとしての仕事に気概を感じているけど、藤兵衛兄さんにはあんまり知られたくない蘭千代様。返り血のついた衣服をかくれて捨てる蘭千代様。だって年頃の女の子ですもの。その傷心も恥じらいも全て美しさに繋がっているに違いないのです。(誰目線だよって話)

三兄弟の名前に地味に植物がいれてある統一感が好きです。藤、松、蘭という選択に意図があるのか分かりませんが、藤と蘭は綺麗に花を咲かせるのに対して松は裸子植物で花という花を咲かせないのは故意的な選択なのでしょうか。松の葉がとがっていて攻撃的な印象なのも蘭がたおやかにうなだれているのもそういう意図?

ちなみに花言葉も調べたのですが、まず藤は「優しさ」「歓迎」「恋に酔う」。この時点でなかなかの素敵さを感じます。まさかの藤兵衛さんの名前にこの花言葉は遠回しな伏線を感じずにはいられません、もしかして貴方も蘭千代を愛していたのではありませんか?なんて思います。思わせてください、そこだけでも、気持ちだけでも蘭千代様に救われてほしいです。
次に松ですが「哀れみ」「慈悲」「永遠の若さ」「勇敢」などです。うーんこれも松之助にぴったりな花言葉が多くて尊いですね。彼の殺人は自己満足であるとともに永遠の若さだったのでしょうね。
最後に蘭は「美しい淑女」「優雅」。ここで野崎弁当さん確信犯以外の何物でもないことが明らかになりました。蘭は種名なので細かい品種だともっと色々な花言葉があるのですが、どれも魅力的な女性に繋がる花言葉ばかりで、蘭千代様の蘭はどの蘭なのだろうと考えるだけでもワクワクしますね!千代は永遠に続くという意味なので、話の結末を知ると改めてぴったりな名前だと思い感服します。本当に素敵な文才をお持ちで、野崎弁当さんの本職はアイドルであってますか?あってました〜!3000円で1分お話ができるんでした〜!




②容姿

先ほどのトピックがなかなか長くなりましたが、あれはまだ①に過ぎないんですよ。侮るなかれまだまだ続きますのでお暇な方はお付き合いどうぞよろしくお願いします。しんどくなってきた方はブラウザバックしましょう。
次は容姿に関して語ります。まずはこちら、前回の男一揆のときの画像をご覧下さい。

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う〜ん可愛い!!!!

ゆれる黒髪ロングストレートを後ろで一つに結い上げたスタイルを平気で耐えてしまう貴女のビジュアルにひれ伏すしかありません。10cmのピンヒールで踏まれたいです。顔周りの長い姫カットも素敵ですね。姫カットという名前は蘭千代様の髪型をもとにつけられたと言われても信じられます、蘭千代様はお姫様。崇めてたくさん貢ぐのでその報いとして踏んでください。毛量多めでポニーテールが細くないのにすごく悶えます。切りそろえられた前髪は言わずもがな。

するどく刺すような視線もお美しい。御本人いわく呪いの人形で、目が合った人を呪う、呪われた人は高熱を出して死ぬのですが、この視線に射抜かれたらそれも頷けます。呪いによる謎の病で床に伏すも良し、その美しさに一目惚れして恋の病に伏すも良しであります。呪われてえ〜〜蘭千代様呪って〜〜殺してくれ〜〜〜〜〜!!!

和装も素敵ですね。和風+ゴスっぽい服装は、自分に何が似合うかを知り尽くした蘭千代様からの現代的な暴力でしょう。まさに暴力。襟からのぞく胸元もスカートからのぞくすらっと伸びた太ももも直視したら目が潰れます。和服の広い袖を揺らす細腕に、髪を手櫛で梳く指先に恋をしてしまいます。知らず知らずのうちに周りを好きにさせてしまう美しさはなんとも罪深いですが、そんな周りからの好意をこれまた知らず知らずのうちに吸い上げてあのアンニュイな美が形成されていると思ったらたまらないです。

ここからは先ほどのブログにあった蘭千代様のビジュアルに関する記述をいくつか引用して紹介していきます。

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まず現代においても"顔の横にまっすぐ垂らした髪”が再現されている事実に合掌からの土下座を禁じ得ません。最高。

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凛とした雰囲気という記述も多数散見されますが、これは本当にそうとしか言いようのないきりっとした真っ直ぐな顔つきですね。

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そしてこれまた個人的な推しポイントなのですが、”いつも明るく、朗かな顔をしていたのに”という記述。のに、ということは今はそうではないということでして。
笑顔が減った理由はなんなんでしょうか、彼の視点からでは自分が病に伏したからだとなっていますが、ここも考える余地がたくさんありますね。もしかしたら松之助から向けられる想いに気付いたのかもしれないし、呪われたことに薄々感ずいていたのかもしれないし、はたまた全く関係ない仕事のことかもしれない。
現代で野崎弁当さんと人格が入れ替わる時はこのあまり笑わないまま顕現しているようなので、にっこり笑った蘭千代様にもいつかお会いしたいです。きっと神々しいキラースマイルに違いない。




③野崎弁当さんとの関係性

野崎弁当さんと人格が入れ替わる時、彼女は野崎さんの記憶を全く引き継いでいないように見えます。(本当はそんなことないじゃんっていうツッコミは間に合ってます。)

ざっくり言うとこの二重人格の人格同士の関係が尊いって話なのです。
これ以降二人は別人格であることを前提に話をすすめます。


二重人格について、例えばA、Bという二つの人格があったとして、二つの人格、つまり二つの記憶の蓄積の間には隔てがある場合と無い場合があるんです。
A,Bともにお互いの記憶を全て知っている場合もあれば、完全に隔ていられていてAになっている間はBになっている時に起こったことを一切知らない、という場合もあります。時にはAはBのときに起こったことを知っているけれどBはAの時の記憶がないといった一方通行のこともあります。
ここで言う記憶とは、誰それと話したとか、誰それと会ったとかその種類のものであって、箸の使い方や日本語の話し方のような普遍的なものは共有されています。

野崎弁当さんと野崎蘭千代様の場合はどうでしょうか、色んな情報を元に考察していきます。
まず蘭千代様側からの話ですが、彼女は自分が自分でない体に眠っていることを自覚していますので、身体が元の自分ではないと知っているでしょう。ここからは憶測ですが、きっと今まで色々な生まれ変わりを経験してその全ての体の人生を俯瞰的に見つめてきたのではないでしょうか。だからこそただの女の子だった人格が変性して呪いの人形と化した。見ていなかったとしたらもっと世間知らずで天真爛漫な人格が形成されるのではないかと考察されます。

次に野崎弁当さん側からの話。こちらも自分の中に何か別人格があることは自覚していましょう。ブログの末尾ではふわっと意識しているだけですが、改名発表の生放送における、魂の中に人格が眠っている発言から明らかです。しかし存在は認知していても蘭千代様の見てきた過去や蘭千代様自身の記憶は共有していないようです。

長々と語りましたが、つまりこの二つの人格は、お互いの存在は認知してるけれども、両方の記憶を認知しているのは蘭千代様のみということになります。蘭千代様の方が情報量的に優位に立っているが肉体は野崎弁当さんのものである、この事実が死ぬほど尊い!!




④オタクが消費する上での魅力

この項目で最後になるのでしばしお付き合いください。
これまでは野崎蘭千代様そのものについつ語ってきましたが、ここからはそのコンテンツ性、つまり妄想や二次創作をする上での魅力について書いていきます。

一番そそるのは「設定時代が現代じゃない」ことでしょう。これにより現代パロディーがすごく美味しい。蘭千代様がもし現代にいたらどんな服装か、どんな仕事を生業としてるのか、どんな小説を読むのか、どんな料理が好きか…考えただけで夢がひろがりんぐ(古い)。

蘭千代様の私の中での現パロ二代巨塔を語らせてください。
一つ目は現代でも和装。しかも浴衣じゃなくてちゃんと着物で帯留めとか扇子とかいっぱい持ってて毎日違うこだわりを持ってコーディネートしてる。たまにキセルとか吸っちゃう。冬は長めの半纏を羽織って窓から雪を眺めちゃう。職業は骨董屋さんの店主とかどうでしょう。奥まった路地を右に曲がったところに小さい看板が出ていて、そこをさらに左に曲がると重厚な扉があって、開けると上がり框に悠々と腰掛ける蘭千代様に会える。店内は昼でも少し暗めで蘭千代様の大きな瞳がいつもよりキラキラと光って見える。昔の髪飾りや海外で買い付けたイヤリングを売っていて見ているだけでもすごくワクワクする。そんなお店をやっている蘭千代様はどこに行ったら会えるのでしょうか。もしあったら週に一回必ず2時間くらい滞在する自信があります。

もう一つの理想の設定は、正統派オフィスレディ。パリッとアイロンのかかった真っ白なシャツに黒の膝丈タイトスカート、薄いストッキングに4cmヒールの黒いパンプス。パンツスーツも完璧に着こなすと思います。華美なアクセサリーは何もつけないのに、後ろでひっつめた髪にはいつも細くて赤いリボンをつけていて、それが不思議でたまに男性社員の間でどうしてなんだろうと話題にのぼる。仕事はきっちり正確にこなす。プレゼンも上手い。休憩時間に少し砂糖を足したブラックコーヒーを飲むのが好き。ミステリアスな大人の女性だけどたまにふっと頬を緩めて笑ってくれる。飲み会だともう少し気さくになって面白い昔の話をしてくれる。そんな素敵な大人の女性。同じ職場で働きてえ〜〜!!


こちらが私の中の二代巨塔になります。いかがでしょうか。みなさんも一番の蘭千代様を考えてみてください。

また、「他のメンバーの親族様も同じ世界線にいたらどうなるか?」という妄想も最高に楽しいです。
個人的に推しているのは、蘭千代様が営む骨董屋さんのアクセサリー着用モデルを二階堂2子ちゃんに頼む、とか、ふくえ様が実はそこの常連のお客さんだ、とか。オフィスだったら、同じ職場だけど営業に勤めている篠原瑠々さんと2人で酒屋に呑みに行くといつもだし巻き玉子を頼む、とか。正直蘭千代様がいたらなんでも美味しいのでぜひ皆様の素敵な妄想をわたくしめにも分けてください。よろしくお願いします。本当にお願いします。


以上、野崎蘭千代はなぜこんなにも魅力的なのか?というトピックについてでした。最後までお付き合いありがとうございました。ここまで読んで下さる方は一体何人いるのでしょうか。


また何か思いついたら更新しますのでよろしくお願いします。

それでは。

追記 どこにも需要はありませんが、2019年1月にこれの第2弾を公開予定です。